米ヤフーインターネット事業を売却 | 社名も変更する予定
米ヤフーは7/25、主力であったインターネット事業を米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズに約48億3000万ドル(約5000億円)で売却しました。
ベライゾンも合意したと発表しました。
本業売却後は、中国のアリババ集団、日本ヤフーの35.5%の株式を保有する投資会社のような形で存続します。
ただ、ネット事業からは撤退します。
ベライゾンは傘下のネット大手AOLと一体運営し、ネット上でコンテンツ配信やデジタル広告事の強化につなげる方針です。
ヤフーは1994年創業しました。
ネット商業化の創成期から活躍するネット大手としてシリコンバレーを代表する存在でした。
しかし、検索エンジン事業などでの競合の台頭や、スマートフォン(スマホ)向けサービスへの対応の遅れなどが響き、事業は低迷しました。